人気がある建築の求人の傾向を解説

最近の建築業界の求人を見てみると、人材不足が深刻化しているという状況です。エリアによって多少は違いますが、深刻なところでは求人倍率が9倍にも及んでいるところがあります。震災や高速道路のトンネルの崩落などの影響もあり、インフラ整備に力を入れる方向性に進んでいるので、建築に対する需要は高まりを見せています。しかし、実際に人材はそれを満たすのに足りていないといった状況に陥っています。そのため、9倍にも及ぶ高倍率になっている状況です。この高倍率の状況は、他の業界には見られないこの業界の特徴的な部分であると言えるでしょう。また、時代の流れと共に家族関係の変化もあり、それがこの業界にとっては大きく方向性を変化させる要因になっているとも言えます。

より需要が高まっている原因とは

以前の家族関係は、おじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さん、そして子供、孫というように、3世代同居、4世代同居が当たり前でした。しかし、核家族化が進み、子供のいない世帯が増えたり、夫婦と子供だけという世帯が増え、また高齢者のみという世帯も増えてきました。これまでは広い家に家族みんなで住むという考え方でしたが、各家族がそれぞれ自分の家を持つ時代へと変化してきています。さらに、高齢化が進んだことにより、現存する家であっても、バリアフリー化などのリフォームの要請も高まってきています。こうしたことを背景にして、建築業界においては建物を新たに建てる必要性やリフォームをする必要性に迫られていることから求人も増えてきているといった現状になっています。

今後の建築業界の求人の動向はどうなるのか

現在はこの業界において人手不足が深刻な状況に陥っていますが、これがこれから先も永遠に続く訳ではないという見方もあります。というのも、人口は今後減少していくと予測されており、空き家問題などが浮上してきているという現状もあります。新たに建物を建てる需要というのは、これから減少していくのではないかとも言われているのも事実です。新しく建造物を建てるよりも、今ある建物をどう改修していくのか、という方面に人々の関心も推移していくのではないかとも言われています。そのため、これからの時代の変化に対応していけるような知識を持ち合わせていることが重要となってきます。現在の状況に惑わされることなく、しっかりと将来を見据えて知識を身に付けていくことが望まれると言えるでしょう。